こだわりと歴史

じんごろうのこだわり
じんごろうの歴史

こだわり

持ち帰りの寿司店に変わった現在も、立喰いスタイルの寿司屋としての心意気で。
持ち帰りの寿司店に変わった現在も、立喰いスタイルの寿司屋としての心意気で。

本当においしい寿司を手軽に味わっていただく、そのことに最も力を注いでまいりました。
選び抜いた食材、ご満足いただける味、納得のいく価格。
目の前でお客様の笑顔を見続けてきた立喰いの寿司店の流儀は、今も受け継がれています。

じんごろうのこだわり(店内調理の様子)
じんごろうのこだわり(こだわりの詰まった桶)

じんごろうこだわりの三箇条

一、鮮度にこだわる(全国の漁港から直送!)

やはり寿司ネタは新鮮さがいちばん。その時その場所で最も良いものを、新鮮なまま漁港から直送!長年の経験から研ぎ澄まされた五感を活かして、「お客様に食べていただきたい!」と思った魚介類をベストを保った状態で各店舗に送っています。

じんごろうのこだわり(鮮度にこだわり)
じんごろうのこだわり(漁港に足を運びます)

二、デカネタにこだわる

“このネタはこのサイズがいちばんおいしい”と確信した大きさ・厚さで勝負!
立喰いスタイルの寿司屋だった歴史。そのプライドから「とにかくお客様に喜んでいただきたい」という一心で、「じんごろう」ではデカネタにこだわっています。

じんごろうのこだわり(大きさにこだわり)
じんごろうのこだわり(ネタにこだわり)

三、細部にもこだわる

わさび

「じんごろう」で提供するお寿司は全てわさび抜きです。お子様でも安心して食べられる、というのも理由の一つですが、実は「わさびだって鮮度の良い状態で食べてほしい」という強い思いがあります。わさびは時間がたつにつれて風味が損なわれてしまいます。そのため必ず小袋入りのものをお付けしています。

じんごろうのこだわり(わさびにだってこだわります)

歴史

二代目が語る「じんごろう」の歴史

いらっしゃい!
「寿司処じんごろう」のWEBサイトにようこそ。二代目社長の加納正幸です。

この度は手前どもの寿司だけでなく、その歴史にまでご興味を持ってくださり有難うございます。
現在では地元岐阜県をはじめ、県外からも多くのご贔屓をいただく「じんごろう」ではありますが、これまで幾度も挑戦と失敗を経験し、改善に改善を重ねて参りました。

その経緯についてお話したいことは山ほどあるのですが、にぎり寿司と同様、手際よく出来るだけシンプルにお話をします。それでもまだ話が長いとお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
が、そこは「デカネタ」が売りの寿司屋ですので、サービスでございます。
なにとぞご理解のほどを。

では少しの間、お付き合いください。

岐阜・柳ケ瀬でスタート
寿司職人が握る「立喰い」スタイル

私の父でもある初代は岐阜市で寿司職人として修業。昭和33年(1958年)に独立して岐阜一番の繁華街である柳ケ瀬で開業しました。それが「じんごろう」の始まりです。店名である「じんごろう」の由来は、初代が当時としては珍しい左利きの寿司職人だったことから、同じ左利きで知られる飛騨の名工・左甚五郎にあやかって名付けたそうです。現在のようにお持ち帰りの店ではなく、いわゆる「立喰い」スタイルの寿司店として始まりました。

初代が活躍していた昭和30年代から昭和の後半にかけては、まだ繊維産業を中心に岐阜も景気が良かった頃でしたから柳ケ瀬もたいへんな賑わいで、もちろん「じんごろう」もずいぶんと繁盛していました。地元では少しは知られた「立喰い」スタイルの高級寿司店として、多くのお客様からご愛顧をいただいておりました。

じんごろうの歴史(創業のころ)
じんごろうの歴史(店内の様子)

お持ち帰りの店をマーサ21岐阜店に出店

1980年代の後半、初代はまだ柳ケ瀬の店に出て握っていましたが、店の切り盛りは2代目として継ぐべく私が担当していました。当時よく地元の方から「じんごろうは高い」と言われるほど、「じんごろう」は岐阜でトップ5に入るくらい高級な寿司屋だったと思うのですが、実は私にはそのことがずいぶんと引っかかっていました。「多くの方に味わっていただきたい」「気軽に『じんごろう』の寿司を食べていただきたい」という思いがあり、これまでの店の営業スタイルにいくらか疑問を感じていました。もっとお客さんに喜んでいただける方法はないものか。高級志向から脱して、誰からも喜ばれる「寿司の大衆化」を目指し、あれこれ思案をめぐらせていました。

そんな時、店に来る常連さんから、岐阜市内に新しくできるジャスコ(現マーサ21)に、寿司の店を出さないかとお誘いを受けました。かねてより寿司の大衆化を考えていた私にとって「良いチャンス」と考え出店しようと思ったのですが、その話をしたところ父である初代からは猛反対をされました。しかし周囲の説得もあり、また組合から融資していただくなどして、1988年(昭和63年)マーサ21に出店することになりました。

以前の店舗にて
以前の店舗にて

本格的な寿司屋のパック寿司が評判に

お持ち帰りできる寿司店といえば、現在では回転寿司やショッピングセンターの寿司店など様々な場所で目にすることができ、気軽に買えたりしますが、今から30年以上前と言えば時々スーパーマーケットの一画で売られているのを見かけるくらいで、実のところはまだ地元のお寿司屋さんが請けていたのが多かったと思います。

開業当初私の考えていた売り方は、ケーキ屋さんがショートケーキを箱に1個1個詰めていくように、好みのネタを1個1個聞き、それを握って折詰にする方法でした。ところが、これだと詰めるまでに時間がかかり、一組のお客様からの注文に10分以上かかってしまいました。自分は寿司のプロであり、これまで多くのお客様と接してきた経験から自分のやり方は間違いないと思っていましたが、自己満足にすぎなかったと思います。3年くらいは苦労の連続でした。

このままではいけないと専門家からもアドバイスをいただき、ショッピングセンターの意見を参考に聞きながら、寿司をパック詰めにして平場に3段4段と積み上げ、よく見えるよう店頭に並べて売る方法に変えました。そうしたところ、どんどんとお客様が増えるようになったのです。パック詰めの寿司とはいえ、ネタは漁港から直接仕入れてシャリもお店で炊き上げ、本格的な寿司屋が作るのですから、見た目もきれいでおいしそうに見えるわけです。また実際に食べればその味の違いも分かっていただけます。日が経つにつれてお客様の数が増えてくるのが分かりました。中には、「大垣から来ました」「垂井から来ました」「滋賀から来ました」と、岐阜市外からはるばる買いにいらっしゃる方もいて、お客様からご評価をいただけたのだなと実感できるようになりました。

「じんごろう」の寿司を、もっと食べていただきたくて。

試行錯誤の末、パック詰めがご好評をいただいけるようになり、売り上げは伸びていきました。やがて、持ち帰り寿司の売り上げが柳ケ瀬の売り上げを超えるようになったことで、ある決断をすることになりました。創業地である柳ケ瀬の店を閉め、ショッピングセンターの持ち帰り寿司を主力とすることにしたのです。もっと多くの人に「じんごろう」の寿司を食べていただきたい。本格的なお寿司を手軽に買ってご家庭で楽しんでいただきたい。寿司の大衆化を目指していた私の思いを更に広げるべく、新しい持ち帰り寿司の店をオープンしていきました。

第1号であるマーサ21岐阜店のほか現在もご愛顧いただいている店舗は、アクアウォーク大垣店、イオンモール各務原店、テラスウォーク一宮店、カラフルタウン岐阜店などがあります。連日たくさんのお客様にお買い求めいただき、ただ感謝の毎日です。

また新たな出店も計画中ですので、今後の「じんごろう」にも、ぜひご期待ください。

じんごろう社長 加納正幸

代表取締役社長

加納 正幸

会社概要

社 名有限会社 じんごろう
所在地〒500-8212 岐阜県岐阜市日野南4丁目20-9
TEL 058-247-8482
設 立昭和33年(1958年)
代表者名代表取締役社長:加納 正幸
資本金300万円
従業員数80名(うちアルバイト60名)
役 員代表取締役社長 加納正幸
専務取締役 金森秀行
常務取締役 加納幹子
取締役 加納正臣
決算期年1回(4月期)
主要取引銀行大垣共立銀行 岐阜支店
岐阜信用金庫 日野支店

各部署が
強く連携する事で
会社統合力の実現を
目指します

組織図